器ギャラリー門は2011年に銀座にオープンしました。

いわゆる『ギャラリー』のカタチよりも、陶器市のような興奮とワクワクを都会でも味わっていただきたいという思いから、店内には全国の産地作家の陶磁器を展示即売しております。

お店に見えるお客様は、うつわ好きな方も多く、陶器市に毎年行くという方も珍しくありません。

皆さん決まってお話になる事は、うつわは実際に手に取らないとわからないということ。

個展などで作り手さんとお話しするという事ももちろんそうだけれど、そうでなくてもお店でいくつかの中から自分が気になったものを実際に手に取り、その重みや質感、フィルターなしの色など…心に伝わるものがあります。

実際に、作家さんの多くもそうであったと思います。注文があれば、多めに送るのでお客さんに見て選んでもらってほしい…という事もありました。

そんな当たり前があり、ネットショップにはあまり魅力を感じていませんでした。

しかし時代の変化、ネットの便利さは素晴らしく、そしてこの新型感染症が今までの考えを立ち止まらせ、これからについて、考える時間を与えられた様でした。

ネットショップで買えないものは別として、選択肢として店側はお客様にお買い物の手段を用意することはサービスである事、そしていかに実店舗で出来ていた快適さに近づける事が出来るか、それはわたしたちの努力次第なのだと感じております。

今はまだ、うつわの魅力を伝えられる方法を模索中で、写真の撮り方なのか、動画なのか…

お客様の目線で、どうあったら便利か、どんなサービスが嬉しいか…スタッフ同士研究しております。

これまでは難しかった、地方のお客様とも、楽しいやりとりが出来るかもしれません。

2020年、新しいかたちを目指して…

器ギャラリー門BASEショップを、これからもよろしくお願いいたします。

なにかこんなサービスあったら良いななど、お声をかけていただけますと嬉しいです♪